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2017.12.03

2017年赤坂会講演会

11月26日、東京国際フォーラムにて行われたスタディーグループ赤坂会の講演会に参加してきました。

赤坂会とは東京都赤坂御開業の寺西邦彦先生が顧問を務める日本有数の歯科勉強会です。

今回の講演会は5D-Japanファウンダー石川県御開業の船登彰芳先生による歯周病治療とインプラント治療に関する御講演でした。

一昔前の歯を抜いてインプラント治療・・・という時代から現在はできるだけ患者様の歯を保存する・・・という時代に変化しています。これは凄く当たり前の事なのですが、医療の進歩、それに伴う新たな問題など、医療とは変化していくものだと言えると思います。

歯周病治療をベースに歯の保存を考えながら、インプラント治療においては世界の最前線で活躍している船登先生の言葉は重みがありました。

歯を抜いた後の治療はインプラントが全てではなく、時にブリッジ、時に入れ歯、時にインプラントと入れ歯の併用など・・・これら全ての治療をバランス良く治療のオプションとして患者様に提供できることがご自身の歯の永続性を高めることにつながると考えられます。

もちろん、当院ではできるだけ歯を残す事を念頭において治療をさせて頂いていますが、「木を見て森を見ず」ではないですが、患者様の治療をするうえでは1本の歯だけを見るのではなく、お口全体のバランスをみながら、患者様最優先の治療をすることの重要性を改めて感じてきました。

 

これからは患者様に様々な歯科の情報をブログを通して発信していこうと思っていますので、ご拝読の程、お願いします・・・