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2018.04.06

Dr. Ramon講演会

4月1日(日)5D-FST(東京)主催の講演会に参加してまいりました。

昨年の5D-FST講演会はエクアドルのDr. Kennethでしたが、Dr. Kennethは治療スキル、写真や動画の美しさ、プレゼンテーションの芸術性など、圧巻でした。

1年前の講演ですが、今でも鮮明に覚えています。

そんなこともあり、今年のスペインのマタドール、Dr. Ramon Gomez-Medaの講演会も大変期待して参加してきました。

会場は秋葉原、なかなか行くことがないので会場に向かうまでに完全に道に迷ってしまいました。

さて、肝心の講演ですが、今回は審美領域のインプラント治療にフォーカスを当て、特に抜歯即時埋入に関するケースが多かったように思います。

Dr.Ramon はdental XPのスピーカーでもあるので、エビデンスに基づいた非常に素晴らしい講演でした。

講演の最後、Dr. Romonは静かに我々聴衆に語りかけました。

「患者様と向い会った時、その歯は本当に抜かなければいけないのか?

 その歯に可能性はないのか、冷静に考えて欲しい」

インプラントの講演会で、このような言葉で締めくくるDr. Ramon・・・素晴らしいですね。

歯周病治療や、補綴治療もエキスパートだという噂なので、その辺の内容も是非、拝聴してみたいものです。

 

 

それにしても・・・私の後ろの席は台湾の歯科医師の方が数名座っていましたが、彼らの英語力、日本語力、そして日本までDr. Ramonの講演を聞きに来る行動力、素晴らしいと感じました。